下松ラーメン 2/7
下松ラーメンの有力店をご紹介
●北斗亭
JR下松駅北口の階段を降りてわずか10秒ぐらいのところにある「北斗亭」。狭いお店ですが人気店です。昼時はいつも満杯で相席必至。ちなみに下松は推古天皇のころに日本最初の星祭りが行われた所といわれ、かつては北辰妙見信仰の中心地だったそうです。北斗七星にはゆかりがある土地です。北斗亭があるのは北斗町です。
下松ラーメンの中では濃厚派になる北斗亭の中華そば(小)500円。スープが重量級で味も濃い。脂も多い方です。
麺は武居製麺。北斗亭は作る時に、どんぶりに先に麺を入れ上からスープを注いでそのまま出しているのではないかと思います。麺がいつも塊になりつつあります。テーブルにでてきたら、すぐに麺をほぐしてスープになじませないといけません。混ぜている時に立ちあがるいい匂いが食欲をそそります。紅蘭とは違う醤油の香りがします。
チャーシュー追加は150円。ここのチャーシューは見た目はそうでもないですが、実にいい味です。全体的に男性的なラーメンで、ガツンと食うぞ!という時に持ってこいという感じです。
↑YouTube 56秒
●蘭らん
「蘭らん」は下松駅からも商業地からも離れていますが、この店の味を求めて多くのファンが訪れます。
ここも武居製麺。スープは北斗亭とよく似ていますが、こちらの方がやや味のふくらみを感じます。もしかすると魚介系の出汁も入っているかもしれません。脂は北斗亭よりも多く、育ち盛りに受けそう。案の定、店の裏には学習塾がありました。
チャ-シュー増150円はボリュームがあります。もやしがチャーシューの下に隠れています。
蘭らんのメニュー。下松ラーメンのほとんどがこんなシンプルなメニューです。で、やっぱり「いなり 2ケ」150円があります。下松ラーメンのお約束(笑)。