下松ラーメン 7/7・・・番外編2
下松にあるラーメン店
●山小屋 下松清瀬店
「山小屋」は福岡県のワイエスフード（株）が全国に展開する九州筑豊ラーメン店です。全国に133店舗、山口県には11店舗があります。
山小屋のラーメン550円。白濁豚骨系のラーメンです。山小屋は、福岡県田川郡の香春本店で創業以来30余年焚きつづけてきているスープを、支店がオープンする時に元種として持って来るそうです。まるでうなぎ屋のタレのように味を継承するというこだわりです。
昭和（むかし）ラーメン720円。豚骨らしい深い味わいです。カタメンで頼んで正解。美味しくて替え玉をしてしまいました。山小屋の麺はオーストラリア産の小麦粉「プライムハード」を中心に独自のブレンドをしているそうです。
●中華そば 一久（いっきゅう）下松店
「中華そば一久」は（株）一久食品が展開する宇部ラーメンのお店です。山口県内に9店舗があり、その内6店舗は宇部市内に集中しています。宇部市民に絶大な人気を誇るチェーン店です。下松店はイオン下松山田ショッピングセンターの駐車場スペースにあります。国道2号線を背にしてショッピングに来たお客さんに向かっています。
一久のラーメン500円。宇部ラーメンは豚骨のみを使った濃厚スープです。見た目は味噌ラーメンみたいです。ドロッとしたスープは重量級ですが、味そのものはあっさりしています。脂も少なめです。麺はストレートの細麺です。
こちらはチャ－シューメン680円。一久のスープは豚骨をかなり煮溶かしています。スープにカルシウムのざらつき感があって、麺と一緒に食べると麺の滑らかさと風味をスポイルしている感じがします。しかし、スープだけを飲むとこれが実にうまい。塩味も控え目なのでゴクリゴクリといけます。スープを飲むというより食べるという感覚に近いです。このあたりが宇部市民に受けている理由なのでしょう。下松ラーメンとは、ラーメンを楽しむ方程式が明らかに異なります。いやー、ラーメンは奥が深くて面白いですね。
