下松ラーメン 4/7
意外な正統派下松ラーメンの2店
●鳥勝
「鳥勝」は昼はラーメン店、夜はラーメン&居酒屋になるお店です。なかなか良い味の下松ラーメンを出します。店名から牛骨だけじゃなくて鳥ガラも使っていると期待しますよね。
まる勝ラーメン(小)500円。複雑なスープの味で、やはり鳥ガラも使っていると思います。濃厚でうまい。麺は武居製麺です。まる勝というのは、かつて大手町にあった人気ラーメン店です。そのまる勝と、それまで居酒屋のみの営業だった鳥勝が一緒になり、今のラーメン&居酒屋の鳥勝になりました。ご兄弟が別々に営業していたのをまとめたそうです。
黒ラーメン(小)にチャーシュー&ねぎを増量してみました。香ばしい焦がしにんにく油が入っています。思ったよりしつこくありません。下松ラーメンのニューウェーブです。
飲んだ後の軽い締めでもイケるよう、半(0.5玉)のメニューがあるのもいいですね。下松ラーメンには珍しく替え玉、ねぎ増量、もやし増量もあります。
●ヤーコン亭(下松サービスエリア下り)
高速で下松を通過しようと予定しているあなた。下松サービスエリア(下り)で下松ラーメンを食べてみるのはいかがでしょう。ちなみにこのサービスエリアは高速の外からも入れます。車をサービスエリア隣接の駐車場に止め、徒歩で中に入れるのです。下記地図の赤いポイントのあたりにウエルカムゲートがあります。下松市民にとっては、裏24時間レストランといえそうです。
ウエストパーククダマツ内の「ヤーコン亭」で本格的な下松牛骨ラーメンが食べられます。
若干高めの630円ですが高速サービスエリアだからしかたないのでしょう。
スープは下松ラーメンの王道を行く牛骨アンド下松産醤油のあっさり系の味です。トッピングは下松ラーメンにしてはちょっと異色です。ねぎはアサツキに変わり、もやしがなく、メンマが参入しています。
麺はちょっと特殊な麺です。やや太めでシコっとしてます。表面がチュルチュルの滑らかな麺です。これはヤーコンという南米アンデス原産の芋が練り込まれているからです。ヤーコンにはフラクトオリゴ糖が多く、腸内環境を整えるという効果があります。元々はヤーコンの葉も練り込まれていましたが、麺の色が緑色になりお客さんがビックリするというので、今はヤーコン芋だけの普通の色になっています。
飲食スペース横の土産物売り場には、お土産用の「くだまつラーメン」が売られています。かつてヤーコン亭で出していたグリーンの麺とヤーコン芋だけの現在の麺の2種類を販売しています。メーカーは三井ヘルプという光市の会社です。